微生物脱臭

(悪臭生物分解)

ニーズ

畜舎、食品工場などから発生する悪臭の脱臭ニーズが存在します

畜産では悪臭対策が
重要な経営課題となっています

畜産経営に関する苦情発生状況(2012年)

脱臭は畜産以外でも
脱臭ニーズがあります

  • 食品加工工場の悪臭の脱臭
  • ホテル・食堂等の悪臭の脱臭
  • 生ごみ処理工場の脱臭
  • 堆肥化・コンポスト工場の悪臭の脱臭
  • 飼料メーカーの悪臭

ポーラスαによって安価な脱臭ソリューションが提供できます。

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仕組み

悪臭を分解する微生物を担持したポーラスαを層状にし
悪臭ガスを通過させることで、脱臭が可能となります

ポーラスαを活用した悪臭脱臭装置概念図

ポーラスαの連続気泡に
畜糞内の悪臭分解作用を持つ微生物を担持させ
悪臭が通過する際に分解させます

ポーラスα層内部での作用イメージ

ポーラスαのもつ空隙の多様性が、高い脱臭効果の源泉となります

競合比較

競合製品のロックウールと比して、
当社製品は耐用年数と価格面で競争力があります

畜産農家向け脱臭ソリューションであるロックウールとの比較

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実例

悪臭分解には多くの導入事例があり
以下では代表例を紹介する

実例1:鶏3万羽の鶏舎脱臭事例

3万羽規模の鶏舎において
アンモニア100~800ppmの悪臭ガスを脱臭しています

排気アンモニア濃度は、50日を経過して以降99%以上を保っています

アンモニア濃度と脱臭率の推移

畜糞堆肥発酵槽での悪臭ガス発生の模様

畜糞堆肥発酵槽での悪臭ガス吸引の模様

ブロワー、脱臭層の模様

実例2:食鳥処理施設脱臭事例

食鳥処理施設用脱臭装置の外観

実例3:豚舎脱臭事例

豚舎用ガラス発泡材脱臭装置の仕組み

豚舎用ガラス発泡材脱臭装置

実例4:採卵鶏25万羽の鶏舎脱臭事例

採卵鶏25万羽の大規模養鶏場における分解脱臭の仕組み

採卵鶏25万羽の大規模養鶏場における脱臭層の外観

仕様

仕様・諸元・利用条件

必要な設備

  • 散水:悪臭除去率向上のためには担体水分50%以上必要。夏場は担体が乾燥する。散水量を増加する必要あり。冬場に凍結する恐れがある場合は防凍対策も必要
  • ブロワー及びその電源
  • 悪臭ガス吸引口にフィルター設置&定期的な交換が必要
  • 悪臭源を囲う必要あり

微生物の活性温度:10度~40度(10度未満での稼働実績もあり)

脱臭槽微生物馴致期間:1カ月程度

分解実績のある悪臭源

  • 豚舎堆肥
  • 鶏舎堆肥
  • 食品残渣コンポスト
  • ホテル食堂コンポスト

分解実績のある気体

  • アンモニア
  • メチルメルカプタン
  • 硫化水素
  • トリメチルアミン
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