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国際野菜・果実専門展(SIFEL)に出展します

2017.11.15

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株式会社鳥取再資源化研究所(本社:鳥取県 代表取締役:竹内 義章、以下「当社」)は、2017年11月23日(木)から26日(日)(以下、全て現地時間)の4日間、モロッコ、アガディール市にて開催される第15回国際野菜・果実専門展(La 15éme édition Salon International Professionnel de la Filière Fruit & Légumes 、以下「SIFEL」)に出展いたします。

モロッコは農業国であり、同国の国内総生産 (GDP)に占める農業セクターの割合は13.6 %(2016年予測数値 参照:CIA WORLD FACTBOOK)、労働人口は全体の25%に達します。一方で、果樹生産者組合(Association des Producteurs d’Agrumes du Maroc)によると2017-2018年の柑橘類生産量は降水量の低下と高温の影響で、昨年比15~20%低下が予想され、約230万トンの収穫減が推計されています。国土の多くを乾燥地・半乾燥地が占めるモロッコにおいて、降水量に左右されない持続可能な水資源の確保が課題となっております。

当社は、2015年6月より、独立行政法人国際協力機構(以下、「JICA」)の中小企業海外展開支援 普及・実証事業を受託し、モロッコのスス・マッサ地域にて多孔質発泡ガラス「ポーラスα」を活用した乾燥地節水型農業の実証事業を行っております。

当事業で実施された、スス・マッサ地域農業開発公団でのトマト・インゲンの試験栽培では、50%の節水と同時に20%以上の収量増加を実現しました。現地7農家8圃場へパイロット導入を行い、現地農家の栽培環境下での節水・節肥・増収効果を実証しております。

この度、出展をするSIFELでは、当事業にて得られた成果を中心に、水不足が深刻化するモロッコの農業生産者へ、多孔質発泡ガラス「ポーラスα」を活用した持続可能な農業実現へ向けたソリューションを提案いたします。

 

15回国際野菜・果実専門展(SIFEL)

会期    :2017年11月23日(木)-26日(日)

開催地   :モロッコ アガディール市

出展ゾーン:ホール2(Hall 2)

出展ブース:H2-089

 

◆本件に関するお問い合わせ
Mail : naoyuki.kano@t-rrl.jp (担当:狩野)
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